理想の女性
ますます「結婚できない男」が増えてきたことです。
そこで、これまでたくさんの「結婚できない男」を見てきた経験から、その特徴(あるある)をご紹介したいと思います。
「自分のことかも…」って思われた方は、残りの人生、結婚するかどうかをじっくり考えてみてください。
今回のテーマは、結婚できない男の「理想の女性」あるあるです。
「理想の女性」は二次元キャラ
「理想の女性は?」と聞かれると、アニメやゲームの女性キャラが思い浮かぶ…。そんなあなたは、極めて結婚から遠い存在です。
あんなに可愛い、キレイな女性は世の中には存在しないでしょう。「理想の女性ですから」と答えても、ここで結婚できない問題点とは、理想の女性を諦めきれない、理想の女性でないと結婚する意味がないという気持ちがあるため、現実の女性と向き合おうとしないことです。
また、理想の女性像を現実に近づけようとしているのか、アイドルに進む男もいます。ここ数年の婚活の出会い現場で、女性との自己紹介の中で自分の「推しメン」の話をしている男を何人か見てきました。一応、女性は大人ですから普通の反応ですが、本当はどのような気持ちでいたことでしょう。「キモイ!」あたりでしょうか。 いま「結婚できない男」が増えている大きな原因と私が感じるのは、このような理想(可愛い、キレイ)の女性をインターネットで24時間見ることができ、とても身近な存在に感じる生活がおくれることです。
婚活イベントに参加する女性たちが、参加している男たちを見て、「良い男がいない!!」と嘆いている光景をこれまで何度も見てきました。婚活業界では、男女の結婚がなかなか進まないのは、女性に選ばれない男たちに「非」があると一般的に思われていますが、それだけではありません。男たちは参加女性を見てこう思います。「理想の女性がいない!!」。出会いにおける男の女性選びは単純で、「顔」しか見ていないのです。
男から見る女性の容姿の「理想」と「現実」の差がますます広がる世の中で、結婚できる男はどういう方々でしょうか? たとえば、「最高級ステーキ(理想の女性)」と「卵かけごはん(現実の女性)」をどちらも同じように愛することができる男でしょうか。理想は「妄想」にとどめ、結婚したいのなら早く現実に向き合っていきましょう。
「母親」みたいな女性と結婚したい
「30代、40代で親と同居している」、「炊事洗濯など身の回りのことは、生まれてから今までずっと母親がしてくれている」、「何か悩みや心配事があればまず母親に話をする」、「バレンタインのチョコは、毎年母親がくれる1個だけ」などなど、これらに該当するあなたは、結婚から遠い存在です。とくに40代の団塊ジュニア世代は、母親が専業主婦の多い世代のため、母親に育てられてきました。長年、心身ともに母親に依存しているため、母親がとても楽な存在になっています。
母親は大事にしているが、他の女性たちにも関心があり、これまで周りの女性たちとのコミュニケーションをとってきた男なら、出会いがあれば結婚へ進む可能性は高いです。 一方そうでない男は、周りの女性たちはとても近寄りがたい存在であり、優しくもない、メンドクサイ、わずらわしい、自分を傷つける生き物です。母親と違い、「ありのままの自分」を否定してきます。母親以外の女性として、先ほどのように二次元の理想の女性に進む男が増えても仕方がないかもしれません。
では、このような男たちが結婚するためにはどうしたらよいか? やはり「母親」みたいな女性を探すしかないです。女性に対して何も努力をしない自分を受け入れてくれる存在ですから、出会うには1万人に1人の確率かもしれません。ネット上や出会いの場に勇気をもって参加してみましょう。
その出会い時の注意点は、「ちょっと、ちょっと。あなたの母親はそんな理想的な容姿をしていますか?」とならないように、現実の母親の容姿に近い女性にアタックすることです。そして、あなたの運をすべて使い果して母親に近い女性にめぐり会えたら、もう母親の役目は終了です。母親のことは忘れてください。その女性があなたにとって楽な存在になるのです。
結婚するなら、恋愛経験の少ない女性がいい
「結婚するなら、男性経験のない可愛い女性がいい」と、寝ぼけたことを言っているあなたは、なかなか結婚できません。いまの恋愛格差社会で、可愛い女性は豊富な男性経験があるに決まっています。学生時代から可愛いキレイな女性たちを、周りのイケてる男性たちが何もしないわけがないのです。数々の男たちが彼女の中をすり抜けています。
もし可愛くなくても恋愛経験の少なさを重視するのなら、該当する女性は世の中にたくさんいます。ぜひそのような女性にアプローチしてください。おそらくしないでしょうが。
こんなことにこだわっている男は、多くの場合はご自身が恋愛経験少ない、またはほとんどない方かもしれません。それなら、多少恋愛経験がある現実の容姿に近い女性にリードしてもらうことを期待した方がよいのではないでしょうか。