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結婚に適した年収は?

「年収が低いからプロポーズや結婚に前向きになれない」という金銭面の不安から、なかなか結婚に踏み切れない男性は多いものです。
確かに、結婚をするとなると婚約指輪や結婚指輪を購入し、結婚式を挙げて、新居に引っ越して…… と高額なお金が必要になります。これまでの貯金や、1年間の収入程度はあっという間に飛んでしまうでしょう。安定した幸せな結婚生活を送っていくには、愛だけではなくある程度のお金は必要不可欠です。
では、実際にはどのくらいの年収があれば結婚することができるのでしょうか。結婚とお金の関係についてお話をしていきます。

女性が望む「相手の収入」と男性の「平均年収」の差とは

一般的に、25~29歳の男性の現在の平均年収は、約350万円前後だといわれています。
一方、独身の20代女性が結婚相手の男性に望む年収は約600万円。
実際の男性の平均年収との差はおよそ倍の数字なのです。

しかし、これは理想であり、実際に25~29歳の男性で600万円もの年収を稼ぐ人はごくわずかです。一般的な平均年収に達していれば、問題なく結婚生活を送ることはできます。
収入に対してストレスに感じたり、後ろめたさを感じたりせずに、結婚に対して前向きに考えていきましょう。

年収350万円でも結婚はできる!

収入が少ないと感じると結婚に対して、後ろ向きな気持ちが芽生えてしまうのは仕方のないことですが、年収が350万円ほどある方なら結婚をすることは十分可能です。
最近では、結婚後も仕事を続けていきたいという考えの女性が増えていて、女性が年収250万円を稼げば、2人合わせて600万円の年収になります。

未婚率や晩婚の割合が高くなっている現代では、女性自身が働くことに関しての前向きです。働き盛りのうちは、お互いを高め合いながら共働きを頑張っていきましょう。
また、結婚をして一緒に暮らしていけば食費は倍になりますが、家賃や光熱費などの生活費の負担は半分になります。夫婦で力を合わせて、家事を分担したり節約をしたりすれば、ゆとりある生活を送ることも可能なのです。

貯蓄にまわすお金は大切

「将来子どもが欲しい」「戸建てのマイホームを買いたい」などの目標がある場合には、しっかりと貯蓄を蓄えておくことが大切です。
子どもができると、これまで共働きをしていた生活が変わり、男性1人の収入で養っていかなくてはなりません。
さらに出産してすぐ育児も始まるので、以前と同じように女性が働きに出ることも難しくなります。育児にはお金がかかるので、子どもができる前にしっかりと貯金をしておくことが重要です。
また、将来的にマイホームの購入を考えているという場合にも、まとまった貯金がマストです。先のことだからと歓楽的に考えずに、将来のことを見据えた家計管理をしていきましょう。結婚生活において、夫婦の目標を設定することはとても大切です。大きな夢をもちながら生活を送ることで、日々の節約を楽しく行うことができます。

収入に見合った生活を心がける

独身時代には、稼いだお金やプライベートの時間は100%自分のために使うことができますが、結婚をすると家族のことを考えてやりくりしなければなりません。
これまで自分の趣味や娯楽に費やしていたお金や時間は、ある程度少なくなるかもしれません。

また、結婚が決まったら婚約指輪や結婚指輪の購入、結婚式の計画などお金のかかることが次々と舞い込んできます。
ついつい相手を喜ばせようと高額な指輪を買ったり、豪華な結婚式をプランニングしたりとしたくなりますが、一度冷静になってしっかりと吟味することが大切です。
何年何十年と続いていく未来の結婚生活のことを頭に置いて、今の経済状況にふさわしいお金の使い方を心掛けていき、ふたりの生活が派手ではないけど楽しめるようにしていきましょう。