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「お」から始まる用語集

お色直し

披露宴の途中で新婦や新郎が衣裳を着替えること。
本来は白無垢から色打ち掛けに着替えることを意味する。今ではウエディングドレスからカラードレス、色打ち掛けからカラードレスなど衣裳の組み合わせはさまざま。
衣裳を変えずにヘアアクセサリーやブーケのアレンジだけですませる人もいる。

お祝い返し

結婚式に招待していない人からお祝いをもらった場合の「お返し」のことを意味する。
いただいたお祝いの半額程度を品物でお返しするのが一般的。

オーガンジー

薄くて軽い透け感のある生地。
ドレス素材のほか、最近は和装にも使われる。オーガンジー素材の打ち掛けは「新和装」とも呼ばれカラードレス感覚で気軽に着られるのが魅力。

オーダー

自分だけのために一から作ってもらうこと。
オーダードレスは好きな生地やデザインで、体形に合わせて作ってもらう衣裳。そのほか石を選び、デザインを考え、作ってもらうオーダーリングなど。

オーダーレンタル

オーダーで作ったドレスを使用後、ショップに返却するシステムのこと。
生地やデザインから選び、自分の好みに合うドレスを注文できるうえ、新品で自分にぴったりのドレスが着られるのがメリット。レンタルドレスより料金は高め。

オートクチュール

オーダーメイドで作った衣裳のこと。
これに対し、既製服のことをプレタポルテという。

オーバースカート

ドレスやスカートの上に重ねて着るスカートのこと。
いわゆる巻きスカートで、オーバードレスともいう。

オーバル

オーバルとは、楕円形の意味。
上から見て楕円形にカットされた石をオーバルブリリアントカットという。
効果的に光を反射するように綿密に計算されたカットでファンシーカットのひとつ。

オーバルブーケ

楕円形にアレンジしたブーケ。 上から下へ流れるようなシルエットのキャスケードブーケよりカジュアル。どんなドレスとも相性がいい。

翁人形

結納の時に用いられる老夫婦の人形のこと。
高砂の伝説にちなんでおり、高砂人形とも呼ばれる。翁人形は縁結びの神として、結納のお祝いの席に、欠かせない人形のひとつ。

贈り分け

ゲスト別に引出物の内容を変えて贈ること。
友人、上司、親族など年齢層や独身者、既婚者などで好みが違うので、それぞれに合った品物を贈ると喜ばれることから最近は贈り分けするカップルが多い。

お車代

主賓や乾杯の音頭をとってもらう人や遠方からのゲストに渡す交通費のこと。
主賓クラスには自宅から会場までの往復のハイヤー代に匹敵する金額が目安。遠方ゲストに対しては交通費に相当する実費を払うケースが多い。

おさえ末広

結納の前に仲人が両家の間に入ってお互いの末広(扇子)を交換する儀式で関西の風習。
結納まで期間がある場合、お互いに結婚の意志を確認するために行われるもの。見合い扇子ともいう。

お支度

和装、洋装に関わらず、花嫁が衣裳とメイクなど身支度を整えてもらうことをいう。
披露宴終了後、元の姿に戻してもらうことを「お引き上げ」という。

押し花ブーケ

結婚式で使ったブーケを押し花にして額に入れたもの。
押し花にすることで生花の色や形をキープし、長期保存ができる。当日の思い出を残したいという理由でオーダーしたり、親にプレゼントする花嫁も。

御知家

九州地方では結納品の中にお茶を入れるという風習がある。そのため結納のことをお茶(御知家)という。
福岡の9品の場合、熨斗、寿栄広(白地の扇子)、寿留女、小袖料、御知家(番茶)、結美和(指輪)、友白髪、家内喜多留(清酒2本)、高砂(老夫婦の人形)になる。

お茶見せ

婚約の報告と感謝の気持ちをこめて結納品を飾り、お披露目することで、九州地方のならわし。
結納の2~3日後から1週間程度の間に近所や親せきの人を招き、結納品をお披露目した後、料理などをふるまう。

帯揚げ

和装小物のひとつ。
帯枕を包む帯状のもので、帯から少し見えるので、帯や着物との調和を考えて選ぶ。婚礼衣裳には総絞りや綸子(りんず)などを用いる。

お日柄

吉凶判断の元となる6つの日「大安」「友引」「仏滅」「先勝」「先負」「赤口」をお日柄という。
何事にも終日、吉とされ大変おめでたいことを意味する大安や友引(正午は凶)、先勝(午前が吉)、先負(午後が吉)などが結婚式にふさわしいお日柄といわれている。赤口や仏滅はめでたいことは避けた方がいいといわれる。
ただし、さしたる根拠がない迷信と考え、気にしないカップルも多い。

お引き上げ

ブライダル用のヘアメイクをもとの状態に戻すこと。
美容着付け料の中に含まれている場合と、別途お引き上げ料として設定されている場合がある。

オフシーズン

結婚式のオフシーズンは、暑さ寒さが厳しい盛夏や真冬。
この時期は、結婚式の数も減少するのでお得なパックプランも登場するため、敢えてこの時期を選ぶカップルも。

オフショルダー

肩を大きく出したデザインのドレスのこと。
袖があり、ネックラインが大きく開いていて、両肩を露出するデザインが特徴。

オプション

挙式や披露宴において、通常のパックプランに含まれていないが、追加手配できる項目のこと。
ゴスペルや生演奏、司会者など会場によりさまざまな追加項目を用意。

オペラパンプス

男性の礼装用シューズで、ウエディングにおいては新郎が履く靴。
黒のエナメル素材で甲の部分にリボンがついているのが特徴。女性用のパンプスと間違われがちだが、燕尾服やタキシードなどと合わせる。
日本ではほとんどなじみがないが、ヨーロッパではオペラ観劇や晩餐会などで履かれている。

親あいさつ

結婚を決めたふたりがそれぞれの親のもとへあいさつに出向くこと。
「親へのごあいさつ」を縮めた言い方。

親贈呈用ギフト

花束贈呈などのシーンで親に感謝の気持ちをこめて贈る品物のこと。
花束が一般的だが、ふたりが誕生した時の体重と同じ重さで作った体重ベアやウエイトライス、旅行ギフト券を贈るカップルも。

お礼

結婚式の受付や余興、二次会の幹事など、何かお願いした人たちへ、感謝の気持ちをこめて渡す金一封のこと。

御帯料

いわゆる結納金のこと。
新郎から新婦へ贈る場合は「御帯料」「小袖料」(こそでりょう)「帯地料」(おびぢりょう)などともいう。婿入り婚で女性から男性へ渡す場合は「御袴料」(おんはかまりょう)という。

音響照明料

BGMを流したり、照明を使うための設備使用料とそれを操作するための人件費。
音響料と照明料がセットの場合が多いが、別々に計算されることも。

オンシーズン

気候がよく、結婚式を挙げるのにふさわしい人気のシーズンのこと。
春や秋、4~6月、10~11月がオンシーズンでこの時期の大安の土日は予約が集中する。

御袴料

婿入り婚で女性から男性へ渡す結納金のこと。
新郎から新婦へ贈る場合は「御帯料」「小袖料」(こそでりょう)「帯地料」(おびぢりょう)などともいう。