「た」から始まる用語集
ダーズンローズ
12本のバラの花を恋人に贈ると幸せになれるという欧米の言い伝え。
12本にはそれぞれ感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠の意味がある。
大安
六輝(六曜)のひとつ。
すべてにおいて吉とされる日で、結婚式にふさわしいとされる。春秋のオンシーズンの土・日・祝日の大安は人気の日取りで、1年以上前から予約が埋まる会場もある。
タイカバー
ネクタイにつけるアクセサリー、飾り。
体重ベア
生まれた時の重さで作ったクマのぬいぐるみ。
新郎新婦から親へのプレゼントとして用意されることが多い。
ダイヤモンド
地球上でもっとも固い鉱物。
その美しい輝きや希少性などから、婚約指輪に用いられるようになり、その習慣は現代にも引き継がれている。品質は4Cによって表される。
高砂
新郎新婦が座るメインテーブルのこと。高砂席という。
招待客席よりは一段高くしつらえられることが多いが、ゲストハウスやレストランなどでは招待客と同じ目線とすることも多い。
高砂人形
能の「高砂」に登場する老夫婦の人形。
関西以西の結納品のひとつとして知られる。
タキシード
男性の夜の準礼服。
日本では昼にも着用される。ウイングカラーのシャツに蝶ネクタイやカマーバンドを合わせる。
新郎の衣裳としては、上着丈が膝まである「ロングタキシード」が人気。
卓上装花
ゲスト席に飾る装花。
新郎新婦が座るメインテーブルの装花とトータルでコーディネートすることが多い。華やかさはもちろんのこと、ゲストの視界をさえぎらないようなデザインにすることが大切。
最近は披露宴終了後、ゲストがそのままお持ち帰りできるようにアレンジされたタイプの装花も人気。
立会人
人前式において、結婚の証人となる人のこと。
新郎新婦が自分たちが尊敬する人を指名することが多い。
伊達締め
和装下着のひとつ。
着物の襟元やおはしょりを美しく整える役割がある。着付け担当者に確認し、必要なら自分で用意する。
立て爪
一粒の石を何本かの爪で留めた指輪のこと。
ダイヤモンドの輝きを最も引き出すセッティングといわれている。ダイヤモンドの婚約指輪の定番だ。「ソリティア」、「ソリテール」ともいう。華やかだが、爪があるため高さが出て、衣服などに引っ掛けやすいという難点も。そのため、最近は爪のないタイプ「ベゼルセッティング」も現れ、人気を博している。
頼まれ仲人
本来、仲人は新郎新婦の縁談をまとめた人が引き受ける役だが、恋愛結婚の場合はそうした人がいない。
そこで、新郎新婦の恩師や上司などに仲人役を依頼するようになった。このように頼まれて結婚式の時に仲人(媒酌人)を務めることを頼まれ仲人という。最近は仲人自体を立てる人も少なくなり、頼まれ仲人も減った。
タフタ
薄手の平織り。 なめらかで張りがあるのが特徴だ。素材はシルクのほか、ポリエステルなど。光沢があるものが多いが、つや消しになっているものもある。
玉串
紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた榊の枝。
神様への捧げ物として祭壇へ奉納する。玉串を奉納することを玉串奉奠、玉串拝礼といい、神前式では新郎新婦や仲人が行う。神職または巫女から玉串を受け取り、根元を祭壇のほうに向けて捧げた後、二拝二拍手一拝の作法で拝礼する。
玉串奉奠
玉串を祭壇へ奉納すること。
神前式では新郎新婦や仲人が行う。神職または巫女から玉串を受け取り、根元を祭壇のほうに向けて捧げた後、二拝二拍手一拝の作法で拝礼する。「玉串拝礼」ともいう。
誕生石
各月ごとに決められた宝石。
さまざまな団体によって誕生石が決められているが、一般には以下のとおり。1月ガーネット、2月アメジスト、3月アクアマリン、サンゴ、4月ダイヤモンド、5月エメラルド、ジェイダイト(ヒスイ)、6月真珠、ムーンストーン、7月ルビー、8月ペリドット、サードオニックス、9月サファイア、10月オパール、トルマリン、11月トパーズ、シトリン、12月トルコ石、ラピスラズリ。