基本的なマナー
お見合い当日は緊張してしまったり気分が高揚してしまったりと「マナーどころではない!」かもしれませんが、些細な行動や言動が印象をアップさせたり逆にダウンさせたりもします。社会人としての基本的マナーを守って、是非幸せをつかんで下さい!
まずは時間厳守
お見合い当日には開始15分前遅くとも10分前には会場へ到着している事が望ましいでしょう。
余裕を持つ事によって緊張をほぐし、心の準備ができます。逆に遅刻をしてしまうと、「時間にルーズな人だ」「常識がない」「だらしがない」等、マイナスの印象にしかなりません。
また、お見合いをする前の段階で、相手との会話のチャンスや雰囲気も逃してしまう恐れがあります。余裕を持って行動し早めの会場入りをする事が大切です。
着席の際にも注意
着席時には座席の背もたれに背中を付けないように注意しましょう。会場に余裕を持って到着し、リラックスをしたい時には別ですが、お見合い開始時等は気をつけて下さい。また、女性のエスコートも忘れずに。スマートで優しく振る舞い、相手の女性をまずは安心させて緊張から解してあげて下さい。
相手の女性を「幸せにしてあげたい」というような相手をもてなす心があなたにあれば、自然にエスコートする事ができるはずです。ただし、過度に緊張しすぎて固くならないように注意しましょう。
身だしなみの他に気をつけたいこと
メラビアンの法則によると人の第一印象は3秒ほどで決まるそうです。ほとんどが身だしなみのスーツや、靴、頭髪、爪等清潔感を持つ等、視覚情報から得ているようですが、ここで見落とされてしまいがちなのが「におい」です。特に、男性は女性よりも体臭や口臭が強くなってしまいます。
他にもタバコを喫煙する方の場合はお見合い相手の方はもちろん、まわりの方にも敬遠されてしまいます。「タバコが大好き」「タバコを吸うから大丈夫」といったお相手であっても、お2人になってから「タバコを吸ってもよろしいですか?」等、断ってから喫煙を楽しんで頂く事がお勧めです。
身だしなみを整える事も大事ですが、「におい」も気をつけて頂きたい点です。
丁寧な挨拶を心がけましょう
コミュニケーションの基本は挨拶から。特に会場に到着した時点からまわりか見られているので、笑顔でさわやかに「初めまして○○です。よろしくお願いします」等、先手必勝で挨拶をすれば印象もぐんと良くなるはずです。
退室時に「ありがとうございました」とお礼をするのは常識ですが、さらに「楽しかったです」等の様なプラスαの言葉も付け加えられれば、より好印象を持ってくれるでしょう。
積極的に会話を楽しみましょう
お見合いで一番やってはいけない事は、会話をしない事です。男性は女性よりも積極的にならなければなりませんし、万が一自分の好みではなかったから喋らなかったというのは言語道断です。
このお見合い自体をあきらめた風な行動は、相手の方に大変失礼ですし、雰囲気を損ねてしまいます。放棄しあきらめるのではなく、相手の魅力を発見するという努力をして頂きたいと思います。話すのが苦手だから会話しないという方であれば、じっくり相手の話を聞く努力をしてみてはいかがでしょうか。
そういった行動に相手は気づいてくれますし、ご自身の隠れた魅力がにじみ出てくるのだと思います。また、お見合い前日までに会話の内容をシュミレーションし、当日は会場に早めに到着してリラックスした気持ちで考え直してみる事も有効です。
ただ、相手の状況によって会話の内容も臨機応変に変わっていくと思いますから、相手に自分の思い等をさりげなくお伝えする事もお忘れなく。
どんな表情で会話をしていますか?
会話の他に大事なのはなんといっても「表情」です。お見合い相手に対し、つまらなそうな表情や緊張感が漂って固い表情になってしまっているのはやはり考えものです。
相手には「一緒にお喋りしていると楽しい」と感じてもらえるよう十分配慮したいものです。また、お見合い相手の女性のお名前を間違えるという事は決してしてはいけません。
折角のお見合いの雰囲気を壊してしまう事になりかねませんし、相手に悪い印象を与えてしまう可能性が高くなります。もし間違ってしまったら、素直にすぐさま謝る事が大切です。
女性にはどんな会話が好まれるか?
言葉はその人の知的環境を反映します。初対面の相手に向かって馴れ馴れしい言葉を使う事は避けなければなりません。積極的に話をする事は良い事ですが、相手を質問攻めにするような事はせず、ゆっくり時間をかけて理解して行く事が大事です。また、自分の事を自慢げに話す方が男性によく見られる傾向で。自慢げな話しの内容は相手からも同性からも、良くは思われないでしょう。
相手の話もしっかりと耳を傾け、会話を楽しみましょう。思想、政治、人種、宗教等については、さりげなく話を進めて行き、お互いに合うか合わないかを感じとって下さい。会話も大事ですが、相手の女性に話をしていて楽しい事が大事だと思います。過去の恋愛や結婚の話もやめましょう。
個人情報の質問ですが、自分の事を公開してから聞きましょう。会話の良い内容として、相手の女性に会話を誘うように話をして、話をし始めたら、相手の女性の趣味や興味、会話の内容にあわせて会話を広げると良いでしょう。なので、たくさんの会話を作れるように日頃から情報を取り入れられるように雑誌やテレビを見たり、趣味の幅を広げたりする等をしておきましょう。詳しくなくても大丈夫です。
会話の幅が広いという事が武器になるので、会話が乏しくならないよう常にアンテナを張っておきましょう。他にも、相手の期待を良い意味で裏切ったり、相手をあまり迷わせる内容にしないといった内容は有効的です。
時間と費用
1時間前後で切り上げるのが良いでしょう。一緒に食事等をされている場合の「食事代」については、こちらで支払うようにしましょう。また、デート代等もなるべく男性負担が望ましいです。
連絡について
相手の女性も連絡を待っているので、なるべく連絡先を交換した日にご連絡を。なかなかお時間の取れない方もいらっしゃるかとは思いますが、まずは挨拶のご連絡だけでもと思います。また、留守番電話の場合でも必ず伝言を残す事をお忘れ無く。
周囲への気配り
女性と一緒に入ったお店の店員さんへの気配りや、電車やバスの車内での席を譲るといった、第三者への行為もとても大切です。他人にも優しく出来るようなところから相手の女性にも「結婚したい」と思って貰えるようになるでしょう。