男の体臭ケア
汗や体臭のケアはしていますか？女性は臭いに敏感です。お見合いの際に少しでも臭うなと思ったら、その人に対して良い印象を抱くことはありません。
心理学では、女性が男性を「嫌い」と判断する決定的な理由は「臭い」にあると言われています。臭いのも嫌なのですが、それ以上に「この人は何日お風呂に入ってないんだろう？」と想像してしまい、不衛生なイメージをもってしまうからです。
実際は毎日お風呂に入っても臭い立つ体臭。自分の臭いと向き合って、消臭ケア対策をおこないましょう。
タバコのニオイ
タバコの臭いが苦手な女性は実は多いものです。お見合いの直前に吸っていなくても、服や身体、口臭から、タバコの臭いが臭い立ちます。ニコチンが血液に取り込まれ、ニコチンの香りが体中に行き渡ります。その結果、毛穴からもタバコの臭いがし、体臭が臭くなります。さらに、汗もタバコの臭いがし、通常の汗臭さよりもさらに臭い臭いとなるのです。
タバコを吸う方は、すぐに「香水をつければいいんだろ？」と思ってしまいがちですが、それでは解決出来ません。
タバコを吸う方の臭いケアは、タバコを吸う際には防水スプレーを自分にかけ、吸った後には柑橘類の香りがする消臭スプレーを使うと良いと言われています。
汗のニオイ
10代後半～30代半ばの男性に多い、汗の臭い。身体の表面にいる菌が汗や皮脂を分解し、臭いを発生させます。
例えば、脇の下の酸っぱい臭いはこの菌が原因です。
夏場は特に臭うため、男性でも夏場は消臭スプレーなどのデオドラントアイテムで乗り切る方が多くなります。しかし、冬場は油断してしまいがち。実は、冬もしっかりと臭っているので要注意です。
清潔にしておくことが大切ですので、デオドラントアイテムと併用して、汗拭き用のボディペーパーも携帯しておくと安心です。
ミドル脂臭
30代半ば～50代半ばにかけての臭いは、それ以前の男性と少し原因が変わります。乳酸が菌を代謝することで引き起こし、古い油のような臭いが特徴です。この臭いの発生源は、後頭部。枕が臭う方は、ミドル脂臭と考えてほぼ間違いありません。
殺菌剤が配合されたシャンプーを使って下さい。その際、2回洗いが基本です。1回目は整髪料や髪の汚れを落とし、2回目で頭皮を洗います。指の腹を使って、頭皮をマッサージしながら洗って行きます。
夜洗うよりも朝の方がいいのかなと思われがちですが、それは間違い。その日についた汚れは、その日のうちにきれいに落としてから、眠るようにして下さい。
加齢臭
50代半ばを過ぎると、加齢臭が漂い始めます。皮脂成分が酸化することで臭いを発する加齢臭は、菌は無関係。
ですが、清潔にしておくことはとても重要。加齢臭をケアするボディソープなども販売されていますので、使用してみましょう。その上で気になる方は、デオドラント効果の高いボディペーパーを使い、胸や背中などを拭くようにしましょう。
加齢臭は、活性酸素と深く関わりがあり、活性酸素を増やさないことが体臭ケアに繋がります。肉類よりも和食中心で、特にビタミンCやEは積極的に取り入れていきましょう。
服から漂うニオイ
毎日洗濯しているから臭いは大丈夫。そう思いがちですが、油断すると雑巾のような臭いが発生することがあります。皮脂の成分が生地に残ったままの場合も、汗の臭いがツンときます。
洗濯物から皮脂汚れをしっかりと取るためのポイントです。ほとんどの男性が、洗濯機に洗濯物を入れ、そのままスイッチと洗濯洗剤を入れて水で洗っているかと思います。
しかし、臭いの菌はこれだけでは取れません。衣料用酸素系漂白剤を使うことで、臭いの原因である菌を除菌させてしまいます。冷水よりも50度くらいの熱めの湯の方が効果が高くおすすめです。注意書きをよく読んで使用しましょう。
生乾きの洗濯物を着ると、汗をかくと臭い立ちますので要注意。 特にスーツのジャケットやパンツは、何度も着てからクリーニングに出す方がほとんどでしょう。衣服に使える消臭スプレーを携帯しておきましょう。
生活習慣でニオイ改善
食事
臭いは腸内環境が大きく影響しています。体臭をきつくする食事として有名なのは「肉類」です。その他、チーズや牛乳なども脂質の分泌量を増やし、汗をかきやすくしてしまいます。
お見合い前日は、動物性たんぱく質は控え目にし、なるべく和食を取るようにしましょう。
にんにくや、らっきょう、ネギなどは、食べるとそのまま体外に臭いを出してしまいます。お見合い前には控えるようにしましょう。
臭いの解消におすすめなのが、アーモンドやピーナッツ、緑葉食野菜などです。ビタミンCとEを日頃から意識して摂取するようにしましょう。
運動をする
老廃物は臭いの原因となります。そのため、しっかりと運動し汗をかくことで代謝が上がり、体臭の原因を解決することが出来ます。汗は臭いを生み出しますが、それはシャワーで汗を流したり、ボディペーパーで汗を拭き取ることで解決します。汗をかいたあとにそのまま放置しておくと汗臭くなりますので気を付けて下さい。
湯船につかることも、代謝を上げるポイントとなります。シャワーだけで済ませるのではなく、しっかりと湯船に浸かりましょう。
